妊婦・子連れ竹田城 雲海攻略

先日、念願だった竹田城の雲海を見に行きました!!

子供(2歳の男の子)と妻(妊娠5か月)と3人で無事、登頂し怪我もなく下山できました。

子供と妊婦と3人での訪問でしたので、下調べはしたつもりでしたが、「条件が良すぎると霧が降りて雲海になるまで待機時間が発生する」「日の出前の登山は想定以上に真っ暗」「雨は降っていないのに朝露でびしょ濡れ」など、行ってみて改めて感じたことや、想定外のこともあったのでそのあたりも含めて記載しております。

子連れで竹田城の登山は厳しいかな~と迷われている方、妊娠中に無理のない範囲で雲海が見に行きたい!という方の参考になれば嬉しいです。

天候や体調など、個々の事情により状況は変わると思いますので、あくまで一例としてご紹介させていただきますので最終的な判断は自己判断でお願いできればと思います。

なお、本記事は2022年11月現在のものです。お出かけ前は公式サイト等で最新情報をご確認いただければと思います。

目次

  1. 事前準備
  2. 持ち物、服装
  3. 当日のスケジュール(我が家の例)、感想
  4. まとめ

1.事前準備

まずは竹田城(正確には竹田城跡)の基本情報です

竹田城は雲海以外にも四季折々の姿も魅力的とのことですが、今回は「雲海を見る!」という目的に絞って記載させて頂きます。

住所:兵庫県朝来市和田山町竹田古城山169

最寄駅:JR竹田(兵庫県)駅

観覧料金:大人500円、中学生以下無料

雲海シーズン:9月1日~11月30日

観覧時間:4:00~17:00(最終登城16:30)

国史跡「竹田城跡」公式ホームページ | 朝来市 (city.asago.hyogo.jp)

朝来市公式HP

①雲海をみるプランを決める

まずは雲海を竹田城跡の「中から見る」か「外から見るか」を決めます。

「中から見る」(竹田城跡から眼下に広がる雲海が見れる)⇒竹田城跡に登城

「外から見る」(竹田城跡の雲海の全体像が見れる)⇒立雲峡に登る

筆者は竹田城跡に登城し、中から見ましたので立雲峡に関する情報はあまり持ち合わせておりませんので、下調べの際に見つけた「お城めぐりFAN」様の下記サイトがわかりやすかったので参考にしていただければと思います。

竹田城の雲海を立雲峡から見る、撮影場所や駐車場は? – お城めぐりFAN (shirofan.com)

「お城めぐりFAN」様 サイト

②登るルートを決める

登山ルートはいくつかあり、出発場所も異なる。

<竹田駅から出発>

表米神社登山道:徒歩約40分、約1.2km、急な坂道と階段460段、険しい登山道

駅裏登山道:徒歩約30分、約0.9km、一般的な登山道

<山城の郷駐車場から出発>

西登山道(山城の郷ルート):徒歩約40分、約2.2km、舗装されている

<中腹第二駐車場から出発>

西登山道(山城の郷ルート):最短のルート、徒歩約20分、約1km、舗装されている

※中腹第二駐車場へは一般車両は入れず、バス・タクシーのみ通行可能です。

下記、タクシー情報から予約して行かれることをおすすめします。

筆者は竹田駅に車を停めて、新井タクシーを利用しました。

朝来市内タクシー情報 | あさご市ポータルサイトあさぶら (asabura.jp)

あさご市ポータルサイト

H28_map.png (1062×1453) (city.asago.hyogo.jp)

あさご市ポータルサイト(駐車場情報)

バスもあるようですが、朝早い時間は運行していないようでした。(別のバス会社はやっているかもしれません。。)

竹田城跡周遊バス「天空バス」 – 全但バス株式会社 (zentanbus.co.jp)

全但バス株式会社HP

③現地までのアクセスを決める

電車:最寄りはJR「竹田駅」。雲海が見れる時間に到着するのは難しいので前泊が必要。

車:北近畿豊岡自動車道・播但連絡自動車道「和田山IC」から約10分

アクセスガイド | 朝来市 (city.asago.hyogo.jp)

朝来市公式HP

現地で入手したパンフレットです。折り目がついてしまっており、見づらくて申し訳ございません。。。

④日程を決める

雲海は自然現象の為必ず発生するものではありません。

下記の時期、時間、条件が当てはまった場合に次のような原理で発生すると言われております。

放射冷却により地面が冷やされる。
地表面付近の水蒸気を含んだ空気が冷やされることにより霧となる。
無風状態でボウル状の地形に霧が留まる。

【時期】
  
9月~11月 ※他の季節でも稀に見られるが、秋(特に晩秋)が一番発生しやすい
【時間】
  明け方から午前8時頃まで
【条件】 
 
 1.湿度が高く十分な放射冷却があること
  2.よく晴れていること
  3.前日の日中と当日の早朝の気温の差が大きいこと
  4.風が弱いこと

下記のサイトで雲海の発生確率を確認し、日程を決める参考にしていただければと思います。

勝手に雲海予報 | あさご市ポータルサイトあさぶら (asabura.jp)

勝手に雲海予報 | あさご市ポータルサイトあさぶら (asabura.jp)

立雲峡 | 雲海出現NAVI | 週末探検家 THE WEEKEND EXPLORER | MITSUBISHI MOTORS JAPAN (mitsubishi-motors.co.jp)

雲海出現NAVI

2.持ち物、服装

①持ち物

<必須>

・ライト(携帯でも可、ただし充電切れに注意)

・飲食物(竹田城付近はコンビニ、売店なし)

・入場料金(PayPay対応)

<あると便利>

・レジャーシート(待機時間に使用)

・折り畳みイス(待機時間に使用)

・暇つぶしグッズ(待機に使用)

②服装

登山が出来る服装(当たり前ですみません)

登山に適した靴(中腹第二駐車場~竹田城跡は舗装されているが、その他は山道)

・頂上は地上よりも気温が低いので調整できる服装が◎

・雨が降っていなくても霧が濃いので朝露対策は必要(タオル、レインウェアなど)

3.当日のスケジュール(我が家の例)、感想

我が家の当日のスケジュール、感想を参考までに記載いたします。

訪問日:2022年11月3日(祝日)

家族構成:父(30代半ば)、母(30代半ば、妊娠5か月)、長男(2歳)

2:30 起床(眠い、、、)

3:00 出発(神戸市からコンビニで買い出しをして現地へ)

4:45 竹田区駐車場到着(無料、車はキャパの2割程度)

5:00 竹田駅から予約していた新井タクシーで出発(他にタクシーなし、予約していて良かった)

5:20 中腹第二駐車場到着(山城の里駐車場はほぼ満車、登山者と同じ道を通り到着、料金は2000円くらい)

5:40 竹田城跡入口に到着(約20分で到着、道中は真っ暗なのでライト必須、道は舗装されているので歩きやすかった)

5:45 チケット購入(PayPayも使えた、販売員のおじさんから雲海は7時くらいとの情報)

5:55 竹田城頂上へ到着(見晴らしのいいスポットはすでに先客あり)

6:00 ウロウロしながら待機(寒さはそれほどでもなかったが、予想以上に霧?朝露?が濃く、雨も降っていないのにビショ濡れになる)

6:15 まだ待機(そろそろ子供が飽きてきた、お菓子を持ってきておいてよかった、レジャーシートに荷物をおいて休憩、折り畳みのイスがあればよかったかも)

6:20 日の出(霧が晴れずに待機、まだかな~)

6:30 霧が晴れて綺麗な雲海が見れた!!!(短い時間やったけど、粘ってよかった~)

6:40 下山開始(そろそろ子供が限界のため下山、いけそうな気がして駅裏登山道を選択)

6:50 駅裏登山道をひたすら下る(ザ山道、子供(約12kg)を抱っこひもで抱っこしての下山は結構きつい、無理せずタクシーにすればよかったと少し後悔)

7:15 何とか無事下山竹田駅に到着(電車好きの息子はテンションマックス♪)

7:20 駅の近くでお茶漬けが売っていたので朝ご飯に食べる(冷えた体にあったかいお茶漬けが染みる)

7:45 帰路へ

4.まとめ

妊婦・子連れで竹田城に挑戦した感想。

  • 中腹駐車場から竹田城跡への移動は思ったより楽勝だった
  • 条件が良すぎると霧が濃すぎて気温が上がるまで雲海にならないことを知った
  • 待機時間は長期化するとつらい(イス、暇つぶしグッズがあれば◎)
  • 登りよりも下りの方がしんどい(当たり前ですが、子連れだと特に)
  • 売店やコンビニは近くにないので、飲食料品は買って行ってよかった

朝も早く、登山、待機などハードルもありますが雲海が見れてすべて報われました。

妊婦・子連れでいけるのか迷いましたが、行って良かったと思います。

ただし、当日の体調や天候など状況はそれぞれ異なるかと思いますのでくれぐれも無理のない範囲でチャレンジいただければと思います。

妊婦・子連れでの竹田城 雲海を検討しおられるかたのご参考になれば嬉しいです。

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